GeForce GTX285 簡易レビュー

今研究でやっている数値解析を、GPGPUを使うことでどの程度高速化できるものなのか、おおよその目処をつけるためにGTX285を買ったので、ついでに簡易レビュー。まずは簡単なPC構成を。

  • PC: DELL Vostro420 (Core2 E8500, Mem. 2GB, WinXP Pro. SP3)
  • GPU: GIGA-BYTE GV-N285UD-1GH (GTX285, Mem. 1GB)
  • 元の電源が300Wだったので、Antec EA-500D (最大出力500W)に換装

GPGPUの選定理由としては、計算に倍精度が必要だったので、GT200アーキテクチャを選択。AMDのFireStreamは高すぎるので論外。GTXなら何でも良かったのですが、295はカード長が長すぎてケースに入りきらなかったためパス。とりあえず店頭で手頃な価格で売っていた285にしてみました。

とりあえずGPU-Zのキャプチャ。


3Dプログラミングはしたことないので、Fillrateの値を見てもさっぱりピンと来ないなのですが、たぶん速いんですよね。。。

続いて各種センサー値の簡易ログ。


このときは特に大した負荷はかけてないにも関わらず、スペックシートと見比べるとずっと定格で回ってるみたいな。低負荷時にダウンクロックするのってAMDのやつだけなんでしょうか。。。見てる限りでは温度も安定して低かったですし、実害はないので気にしないことにします。
静音性に関しては、頭上でエアコンがかかりっぱなしの部屋にいるので、あまり参考にはならないとは思いますが、ファンの音は気にならない(というか分からない)レベルでした。

GPGPUテスト

CUDAのStarting Guideに従って、とりあえずSDKの中に入っているサンプルプログラム、bandwidthTestとparticlesを試してみました。

bandwidthTest


比較対象がないので、各値に関してはノーコメント。
GPGPU内での転送速度が、GPU-CPU間に比べて2桁も違うというのが、GPGPUピーキーさをよく表してるような気がしなくもないなぁとか。

particles


とりあえず走らせてみたものの特にコメントはないです。GPGPUをされてる/される予定の方に、比較対象としてでもリファーしてもらえればよいかなぁとか。


以上、簡単ですがレビューおしまい。