Proxyサーバを立ち上げてみた

どうでもいい話

研究室で、古いマシンが埃をかぶって放置されてるのを発見したので、実験用のサーバを立ててみることに。以前に、研究室内で共用のファイルサーバをUbuntuで立てたので、今回はOpenBSDFreeBSDを使ってみようかと思ったけど、ISOイメージがDVDサイズだったのでやめた。PCにはCD-ROMドライブしか付いてなかったので・・・。
結局、以前焼いたUbuntu7.04のCD-Rを食わせて、自動アップデートで8.04に更新。お手軽Linuxサーバがまた増えた。

Proxyサーバと遠隔操作

Proxyサーバの立ち上げ

何やかんやでProxyサーバを立ててみることにした。環境は、

  • Ubuntu Linux 8.04
  • Squid2.6 STABLE16(だっけな。。。細かいRev.は失念)

SquidはSynapticマネージャからお手軽インストール。まずは設定ファイル(Squid.conf)を書き換える必要があったんだけど、ネット上から適当に拾ってきた情報を元にやったら、ちょっとはまったのでメモ。
端的に言うと、2.5以前と2.6では設定ファイルの記述法が異なる部分があるらしく、古い情報を参考に設定ファイル書いたら全然通らなくて困った。
あと、今回の環境では設定ファイルの場所は/etc/squid/squid.confでした。キャッシュフォルダの場所・アクセス権限はデフォルトで上手いこと処理してくれてました。それは良しとして、設定ファイルにファイルマネージャからアクセスできないのは焦った。Vistaみたいに"管理者権限で実行"メニューがあってもいいのに・・・。
設定からサーバ起動までの流れは、

Ubuntusquid設定
http://d.hatena.ne.jp/saborin-2002/20081123/1227414474

が参考になりました。自分は設定ファイルの書き換えにあたっては、sudo geditで弄るのがお手軽で好きです(実にどうでもいい)。
また、設定ファイルの詳細については

CentOS 5.1にsquid/2.6.STABLE6をインストール
http://ken-toku.at.webry.info/200804/article_4.html:http://ken-toku.at.webry.info/200804/article_4.html

が参考になりました(ていうか、IPアドレス部分だけ書き換えてそのまま流用させて頂きました)。この場を借りてお礼申し上げます。

遠隔操作のためのVNCサーバ起動

サーバを手元に置いてても邪魔なだけなので、キーボード・マウス・ディスプレイを外して片付け。以前立てたファイルサーバは、遠隔操作のためにWebminを使っているので、今回はUbuntuに標準で用意されているリモート・デスクトップ機能を使ってみることに。

VNCWindowsアプリを操作 〜ubuntuマシンを遠隔操作してみる〜
http://blog.livedoor.jp/ubun2/archives/52367817.html

上記記事の後半にあるように、基本的に設定ダイアログを起動してチェックしたら終わり。裏でVNCサーバが立ち上がります。ただ自分の環境では「承認が必要」をOFFに*1しておかないと、クライアントから接続は出来るもののデスクトップが見えませんでした。
今回はクライアント(WindowsXP)には、Ultra VNCを使いました。

あっけないほど簡単に設定終了。100BASE-Tで解像度XGAでもまぁ使えるかなというような感じでした。

感想

普段の研究室でのネット環境は、市販の廉価ルータにスイッチングハブかまして、常時5,6人が繋いでる状態だからか、ブラウザのHTTPリクエストがたびたびタイムアウトすることがあったのですが、Proxyサーバを置いてからタイムアウトがなくなったような。あと、データを繰り返し使ってる傾向の強いニュースサイトなんかは、Proxyのキャッシュにヒットしたとき気持ち(コンマ秒レベルで)ページの表示が速くなってるような。何の根拠もないので気のせいである可能性が高いですが、なんか得した気分。

*1:ONにしてるとサーバ側で本来承認ダイアログが出るようなのですが、自分の環境ではダイアログが表示されず、承認できない状態に・・・。