[work] 簡易ベンチマークを作ってみた
気晴らしに、研究で使ってる計算ルーチンを使って、ベンチマークっぽいものを仕上げてみた。内部で計算してるのは、フレネル・キルヒホッフ積分っていう計算なんですが、まぁ細かいことは補足で。プログラムに関しては、添付のReadmeで。
コア数の分だけリニアに速くなるので、1threadでの計算時間と、最適なthread数のときの計算時間を比べてニヤニヤできたらいいねー、みたいな。
特徴
- CPUコアの性能のみでほとんど結果が決まる (同じコア・同一周波数の場合、PentiumとCeleronで同じ結果に)
- CPUコア数にリニアに反応 (ex. 2コアなら、ほぼ半分の時間で終了)
- HTが結構利く (ex. Core i7やPentium4HTで1コアあたり、だいたい1.4コア分の働き)
- 計測時間の精度があんまり高くないのでアバウトな人向け
- この計算が速く出来たからって特に意味はなし
補足ていうか余談
- 内部で行っている計算の概要に関しては、
非同期デリゲートを用いた並列計算 - コア数に対してリニアに速度向上するように至るまでのコードの改良に関しては、
非同期デリゲートを用いた並列計算の結果に関する考察(3)
にまとめています。