超人ウタダ 第5話

主役の塚地さん(ドランクドラゴン)と、サブの片桐さん(ラーメンズ)がいい演技してるなぁと思ってたけど…。

初見は予想外に面白く、すっげー話の続きが気になる!って感じだったので、原作(全6巻)を読んでみました。
上司の命令に従って組織に都合のいいように仕事をしていた警察官(主人公)が、ある日、黒服のわけわかんないやつに『お前は人を殺しても裁かれない"超人"なんだ』って宣言されて、周りを巻き込みながら変わっていく…、っていうエキセントリックな物語設定が面白いなぁとか。いや、ま、そんなことはどうでも良くて、原作は、ドラマより一層濃い内容でけっこう楽しめました(後半、話が一気に広がり過ぎてちょっと微妙な気もするけど…*1)。

で、原作読んで今回の5話を見たのですが、原作読んだ後だとドラマが色褪せて見えたり…。原作の持つ、善悪の両面性や、人が抱えている黒い部分(狂気)とか、カオスでグロテスクな部分が、ドラマでは(原作に比べれば)単純すぎる善悪、常識的な(マイルドな)範囲の残虐性におさまってしまってるのが目について萎えた…。まぁR18指定されてるわけでもない、ふつうのTV番組だから、仕方ないと言えば仕方ないのですが…。うーん。。。
加えて、脳内で、原作のキャラと片桐さんを比べてしまって、シリアスな場面すらなんだかシュールなギャグに見えてしまったり…orz

*1:打ち切りになって、一気に畳んだのかなぁ